ハマグリは、北海道の南部から九州地方まで幅広い地域で生息している二枚貝です。
文様などによって、ミミシロガイ・アブラガイ・アヤハマグリなど、さまざまな名称のものがあるのが特徴です。
珪藻類や有機物などを食べていて、5月から10月にかけての時期が産卵期となっています。
日本国内には2種類がありますが、それ以外は中国・台湾・東南アジアなどからの輸入に頼っています。
バチと呼ばれる外洋性のものは、少しランクが落ちるものとして取り扱われてきましたが、次第に高級品として取り扱われるようになりました。ひな祭りなどのお祝いの場面で多く利用されていて、主に食用となっています。
ハマグリの値段は、主に大きさによって決まっているため、比較的小ぶりな種類のものは安い値段で取引されています。生きているものを選ぶのが原則ですが、その中で美味しいものを選ぶポイントは、表面がぬめっていて光沢があるかどうかです。汁・鍋に入れたり、蒸したり焼いたりする方法で調理されていますが、握りでも多く用いられています。
ハマグリの握りは、江戸前握りの中でも仕事が要求されるネタのひとつで、美味しく作るには本格的な技術が必要になります。まずは、しっかりと洗って、ぬめりを取ることから始めます。そして、酒を入れた鍋を沸騰させて、蓋をして数分間蒸します。貝を開く際は、中身を傷つけないように丁寧にナイフを入れるのがポイントです。
神楽寿司では近海地のモノ、千葉・茨城産のハマグリをお薦めとしてはおつまみで『焼きハマグリ 』 握りで『 炙り 』でご提供致します。
濃厚な貝の香りと旨味が特長で、ほどよくやわらかいけれど味がしっかりあります。
また、はまぐりは体に良くて、お酒との相性も最高です!
是非、この機会にご賞味下さい。