築地新館
2016/3/28
一般的に牡蠣というと広島県などを想像する人が多いですよね。
しかし最近では広島県以外で生産されているものも注目を集めるようになっており、
その中でも九州の熊本産「おとふせ牡蠣」が知る人ぞ知る逸品なのです。
牡蠣はさまざまな食べ方があることで知られています。
しっかりと加熱して食べるのが好きな人もいれば、生のままツルッと食べるのが良いという人もいます。
さまざまな食べ方をすることができるのが、牡蠣の大きな魅力です。
天然のものと養殖のものとがあることも、よく知られています。
それぞれに魅力があり、天然だから絶対的に良いというわけではありません。
天然か養殖かにこだわるのではなく、自分の好みを大切にしましょう。
世界一うまい牡蠣を創ろう!プロジェクトが注目を集めています。
九州の熊本産の牡蠣は、非常に品質が良く、非常に美味しいです。
慣れるまでは食感が苦手だという人もいますが、徐々に美味しく感じられるようになります。
九州の熊本産で目指すプロジェクトは、世界一になることを狙っています。
世界一を目指せるだけの味を持っているのです。
おとふせ牡蠣は、大きな身が特徴となっています。
小さいサイズでも美味しいものはありますが、やはり寂しいものです。
大きいからこそ、本格的な味わいを楽しむことができます。
世界一うまい牡蠣を創ろう!プロジェクトでは、良質さを追求しています。
この機会に本格的なおとふせ牡蠣を味わってみてはいかがでしょうか。
ぜひ、ご賞味ください。
2016/3/22
サヨリは、細長い体型をして上顎と比べて下顎が突出しているのが特徴です。
海藻が繁茂している岩礁に多く生息して群れで回遊しています。
動物プランクトンが餌の中心となり、春から夏にかけて産卵します。
寿命は2年ほどで、名称の由来は多く集まるという意味の『沢寄り』と言われています。
サヨリは胃を持たないため、食べたものを食いだめすることはありません。
主な産地は、千葉県・石川県・広島県などですが、漁獲される量が多くないため、
高級魚として取り扱われることは多い。
また、大型のものはカンヌキと呼ばれていて、超高級魚とされています。
主に割烹料理で用いられ、鮮魚の状態で見かけることは多くありません。
鮮度が良いものは、クチバシの前部が赤くなっていて、触ってみると硬いのが特徴。
サヨリが漁獲されるのは春から秋で、旬は3月から5月。
この時期は脂が乗っていて、さまざまな形で賞味されます。
あまりクセのない味わいで独特の風味があり、刺身でも、ゆでても、美味しく味わうことができます。
鱗が取りやすかったり、皮が剥がしやすかったり、調理する際の負担が小さくなっています。
日本全国で食べられている魚で、食べ方によって味わいが変わります。
この機会にご賞味下さい。
2016/3/14
活け鳥貝という名称の由来には、いくつかのものがあります。
たとえば、足の部分が烏帽子の形に似ているから、味が鶏肉に似ているから、という理由です。
活け鳥貝は生命力があまり強くないため、ほとんどが加工した状態で流通しています。
鳥貝には、グリコーゲンが豊富に含まれています。
スタミナ不足が気になっている人や、疲労が蓄積している人が摂取すると良いです。
また、タウリンやビタミンB12も含まれていて、動脈硬化を予防したり、神経機能を正常化させたりすることにもつながります。
日本においては、東京湾・三河湾・伊勢湾、あるいは宮津・舞鶴などが主な産地となっています。
産地によって、旬となる時期が異なっているのが特徴です。
たとえば太平洋側では春先が旬となっていますが、日本海側では夏が旬となります。
活け鳥貝は、国内で産出されているだけでなく、中国や韓国などから輸入されることも多いです。
回転寿司などで提供されているのは、輸入されたものが中心となっています。
殻つきの状態を見たことがあるという人は、あまり多くないかもしれません。
活け鳥貝は、流通している量があまり多くないため、高級食材とされています。
そのため、一般に出回ることはほとんどありません。
高級な料理店などで提供されることが多い一品なのです。
ただし、小ぶりなサイズのものは惣菜などで利用されることがあります。
心地よい独特の食感がある一品なので、この機会にご賞味下さい。
2016/3/7
白魚と書いて、シラウオと読みます。
白魚は、東アジアの汽水域周辺に多く生息している魚です。
色は半透明で、細長く楔形をしているのが特徴となっています。
背びれの後ろに丸いヒレがついていて、アユやワカサギなどと近縁です。
生態や調理法などが似ている素魚(シロウオ)と混同されやすいですが、別の魚です。
新鮮な状態の白魚は透きとおっていて、美しい色合いをしています。
高級魚として知られていて、日本で食用とされるだけでなく、東南アジアなどの地域でも食べられている魚です。
生の状態で食べることも可能ですが、寄生虫がいる場合もあるため、注意しなければなりません。
白魚は、全長が5cmから15cmくらいのものまで、複数の種類がいる魚です。
島根県の宍道湖や茨城県の霞ヶ浦が主な産地ですが、北海道から九州地方の西岸まで各地に分布しています。
漁獲量が激減してしまい、絶滅が心配されているものもあります。
さまざまな料理に用いられていますが、割烹料理店で使用される食材として重要な役割を果たすことが多いです。
春の訪れを告げる魚と言われることもあり、春の魚というイメージが強くなっています。
シラス干しとしては価格が高くなるため、販売されるのは高級スーパーが中心です。
年間を通して魚屋やスーパーマーケットで販売されています。
新鮮なものを見分けるポイントは、透明度が高いかどうか、眼がくっきりとしているかです。
高級感があって良質な魚なので、ぜひともご賞味ください。
2016/2/29
身がしまって美味しい初鰹が入荷してきました。
初鰹と言われても、いつ取れるものなのかわからない方が多いかと思われますが、大体早いところで3月ごろから取ることができます。中でも高知で水上げられている初鰹は、身がしまって程よい脂が乗っていることから、色々な方法で調理されています。
かつおのたたきが店頭によく売られていますが、初鰹で作ると凄く美味しいため、高知のように旬のところではこうした調理法もよく取り入れられています。戻ってくる鰹に比べて、初鰹は脂身がそこまで多くないため、調理をするとさっぱりした味が特徴で刺身でも食べやすいので、初鰹の方が生で出されることは多く、さらにたたきなどでもしつこくない味わいが楽しめます。歯ごたえもしっかりあって、初鰹の方が食べやすいというかたも多くいます。
新鮮な状態でこそ美味しく食べることが出来る初鰹は、とにかく鮮度が命となっています。漁獲できるところでは、素早く裁いて刺身にしたり、火を通したりして食べることが多いです。初鰹は魚の中でも食べやすく、火を通しても美味しいですが、出来る限り旬のいまの時には刺身やお寿司など生で食したいものです。カルパッチョにしてもおいしく食べれますよね。色々な調理方法を取り揃えている居酒屋に行くと、もしかしたら初鰹を利用して思わぬ料理を食べることが出来るかもしれません。
これも旬だからこそ出来ることで、時期が過ぎてしまうと調理法は意外と限られてしまいます。
生の美味しい初鰹を食べたいと思っている方は、旬となっている今の時期にぜひご堪能ください。
2016/2/22
2月20日フジテレビ「めざましどようび」ハイ&ローのゲストは中村七之助さん
番組で用意されたのが、つきぢ神楽寿司のコハダ握り。
中村七之助さんがこのつきぢ神楽寿司のコハダ握りを食べて・・・
「しっかりした食感で江戸前って感じですね・・・」
と、大満足!!
中村七之助さんは、昔は焼き肉が大好きだったが
年齢とともに、そばや寿司が食べれるようになったようです。
2016/2/22
春子鯛と書いて、かすご鯛と呼び鯛の稚魚を指しします。小型で美しい桜色をしています。
この稚魚が成魚になるまでには3年~4年ほどかかり、旬の時期は真鯛が産卵して味が落ちる3月~4月に出回ります。仕込みが大変な魚ですが、昔から江戸前寿司の寿司ネタとして人気のある魚です。
また、春が旬なので、押し寿司にしたものを雛祭りのご馳走として用意するのもいいですね。
春子鯛は、可食部分が少なくて処理をするのが大変ですが、値段が手頃で美味しい春の魚です。
極端に味が落ちることがないので、一般家庭でも蒸し物や吸い物など気軽に調理することができる食材です。
10cm程度の小型であっても、うろこや骨が硬いので、調理の際に注意しなければいけませんが、酢で締めて寿司にすると、春らしい旬の味を楽しむことができます。
さばくのが大変で面倒かもしれませんが、小さくても鯛には変わりませんので、頭は吸い物やブイヤベースに使用すると良い出汁が出ます。硬い中骨も油で揚げると美味しく頂けますので余すこと無く全て美味しくいただけます。
簡単に、春子鯛を酢で締める方法をご案内しますので、参考にしてみて下さい。
春子鯛のうろこを丁寧にひき、頭と内臓を落とし三枚に下したら、表面に塩を振り、身を締めます。
酢水で洗ったら、米酢に15分くらい漬けると、押し寿司や握り寿司に使用することができます。
春子鯛の身が柔らか過ぎた場合は、塩が足りないことが考えられますので、塩と米酢を少し足して調整すると良いでしょう。お好みで、30分~1時間昆布締めにするとさらに味わい深くなります。酢で締めた春子鯛は保存が効きますので、冷凍保存しておくと重宝します。
当店では素材の味を楽しめるようなるべくシンプルに仕込み、ご提供しています。
この機会に是非、旬の春子鯛を味わってみて下さい。
2016/2/15
富山県は新鮮な海産物がおいしいことで有名です。
富山湾は日本海側最大の湾であり、最深部は1,200m以上の深さにもなる日本三大深湾のひとつで、
ホタルイカ、寒ブリ、ヒラメ、鯛など1年を通じて、豊富な海の幸に恵まれています。
岸の近くから急に深くなっているのが大きな特徴で、この急に深くなっている場所は
海の色が深い藍色をしているので「藍瓶(あいがめ)」と呼ばれており、
その深い「藍瓶」に生息しているのが白えびです。
白えびも富山県が誇る海産物の一つです。大量に漁獲しているのは世界でも富山湾だけです。
白えびはその名の通り、色が白っぽく、ゴマ状の赤い模様のある体をしています。
7~8センチくらいの大きさで平べったく、ヒラタエビ、ベッコウエビとも言います。
水揚げされたときの白えびは透き通るような美しいピンク色をしているので「富山湾の宝石」という異名をもちます。
年間の漁獲量は多くはないのでとても貴重な味とされており、
お刺身でいただくときのぷりぷりとした歯触りが楽しく、とても強い甘みを感じる優しい味わいが人気です。
独特のとろりとした食感や品のある甘みがやみつきになる味わいです。
ほかにも炊き込みご飯、天ぷら、かき揚げや唐揚げにして楽しまれます。
また素干し、釜揚げ、塩辛などに加工されて食されます。
世界でも富山湾でしか獲れない白えびはお土産としても人気です。
富山産の白えびは他にはない希少な味わいとして愛され続けています。
この機会にぜひご賞味くださいませ。
2016/2/8
日本人が一般に食用としている貝はたくさんありますが、そのなかでもハマグリは昔から日本人に親しまれてきた貝の一つです。古くは縄文時代の貝塚などからも出土しているそうで、いかに古くから食材とされていたかがわかります。江戸時代の大ベストセラー旅行書とも言える、東海道中膝栗毛の登場人物である弥治さん、喜多さんが焼きハマグリを食べたことで有名です。
焼きハマグリは、ハマグリの持つジューシーな旨みをそのまま堪能できる伝統的な食べ方と言えます。
アツアツの焼きハマグリは最高の海の幸です。
ハマグリは全国広い地域で取れますが、常盤産のハマグリはとりわけ評判が良いものの一つで、地元でも郷土の味として親しまれています。ただ全国的に数も減少しており、今や非常に貴重な食材になりつつあると言えます。
食べ方としては、いろんな食べ方が出来るのも一つの特徴で、
焼きハマグリのように焼いても良し、鍋物に入れて煮るも良し、あるいは酒蒸しや土瓶蒸しも最高です。
どんな食べ方でも美味いのは食材として優れているからと言えるでしょう。
お酒が好きな方には、やはり焼きハマグリが一番おススメと言えます。
このハマグリですが鉄分を多く含んでいるので、貧血気味の人に効果的。
また豊富なミネラルと共に貴重なビタミンB12が含まれている食材としても注目を集め、またコレステロールを下げる成分も含んでいます。
このハマグリは二つの貝殻がピッタリと合わさっている様子から、結婚する二人を象徴する
縁起物としても知られています。結婚式の際には吸い物として食されることも一般的です。
いつまでもピッタリと寄り添える素敵な夫婦でありたいという願いがそこに込められているのです。
また、そうした素敵な相手が見つかるようにと言う思いから、ひな祭りの際に食される地域もあります。
ぜひこの機会にご賞味ください。
2016/2/1
海に囲まれて暮らしている日本人にとって、海の幸は最高の料理と見做されてきました。
そんな海の幸の一つにイカがあります。イカの中でもヤリイカはスルメイカと並んで有名です。
九州から北海道まで分布しているので、日本を代表するイカと言えるでしょう。
実際、食用として利用されているイカはたくさんの種類がありますが、
その中でも最高級の部類として扱われているのがヤリイカなのです。
それは味と言う面から格別な評価を受けていることに理由があり、
イカ好きにはたまらない一品と言えます。
そんな全国で取れるヤリイカですが、
福岡産のヤリイカは通をうならす味わいがあることで知られています。
この機会に本物の味を堪能してみませんか?
きっと、今までのイカの味との違いに驚くと思います。
そんなヤリイカの食べ方ですが、素材が良いだけに何をしてもおいしく食べられます。
直火焼きにしても良いですし、煮つけにしても最高です。
もちろん、イカはやっぱり塩辛が一番という塩辛派の人は塩辛でも美味しく食べられます。
好みもあるでしょうが、一夜干しはイカをおいしく食べられる方法の一つです。
その中でも、鮮度が良いヤリイカは、極上の旨みを堪能できる寿司や刺身がベストです。
さっぱりしてほどよい甘みがあり食感もいいです。
この度は新鮮なヤリイカを入荷しておりますので、ぜひこの機会にご賞味ください。