築地新館
2015/8/10
さんまの旬は9月から11月にかけてですが、
9月以前に獲れるさんまは一般的に「新さんま」と呼ばれています。
北海道釧路市は水産業が盛んで、その水揚量は全国でも随一を誇っています。
漁獲される多数の魚種から、特に力を注いでいるのがさんま。
「さんまといえば釧路」と全国に轟かせるべく、町ぐるみでの呼びかけが活発に行われています。
秋刀魚は、夏から秋にかけて北から南へ南下するのですが、
釧路、根室、厚岸沖に来る頃には、良質なプランクトンをたくさん食べて、1番脂のりの良い状態になっています。
道内でもさんまを特産物として扱う土地は多くありますが、
その中でも釧路のさんまの特色は第一に「鮮度」にあります。
鮮度を保持するための細部にわたるケアや、土地の利を生かした流通手段などで他との差別化を図っています。
お刺身やお寿司でご賞味ください。鮮度の違いが必ずわかります。
また、栄養的にもとても優れていて、頭の働きをよくするDHA、コレステロールを低下させる働きのあるタウリン、
血栓を作りにくくするEPAを多く含んでいて、体にもとてもいいんです。
是非、夏の風物詩「新さんま」をこの機会にご賞味下さい!
2015/7/21
7月中旬からお盆までが新子の旬になります。
「シンコ、コハダ、ナカズミ、コノシロ」と
4回の成長によって名前が変わってゆくことから出世魚と呼ばれています。
稚魚から4cm程度になると新子、8cm程度になるとコハダ、
13cmほどまで成長するとナカズミ、15cmの成魚になるとコノシロと呼ばれます。
九州の熊本では、新子の産卵期は早く初春から初夏までになります。
また、海が荒れると入荷が無くなるので九州産は大変貴重です。
東京の寿司屋では、新子の走りの時期には1㎏当たり数万円という高値がつきます。
下ごしらえの加減で風味が大きく変化し、小型で身が薄く包丁で上手に捌くことが難しいことから、
寿司職人の技量を計る魚とも呼ばれます。
入荷するのは7月中旬からお盆前までの短い期間のみになりますので、
是非、夏の風物詩「新子」をこの機会にご賞味下さい!
https://tukijikagura.jp/news/2016%e5%b9%b4%e3%80%8c%e6%96%b0%e5%ad%90%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b3%e3%80%8d%e3%82%92%e5%85%a5%e8%8d%b7%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/
2015/7/21
この時期旬を迎えるのが「毬うに」
5~6月が産卵期で春から初夏が漁獲期です。
トゲのある殻付のまま入荷される為「毬(いが)うに」と呼ばれています。
日本特産のウニで、岩浜や内海の潮間帯から浅海で見ることができ、
自ら掘った穴や転石の裏などに付着しています。
今回の「毬うに」は、東北有数のウニの産地である岩手県の三陸で水揚げされています。
岩手県の沿岸北部・北三陸地方は、海の幸の宝庫といわれています。早朝から海へ潜り水揚げを行います。
身は小粒ですが、しっかりとしていて濃い黄色で濃厚なコクとさっぱりとした甘味が特徴です。
今しか味わえない独特の甘味とコク、三陸の「毬うに」をお楽しみください。
2015/6/1
古くから江戸前寿司で珍重されてきた星鰈-ホシガレイ-。
以前は東京湾でも獲れるネタでしたが年々減少し、現在ではその出荷数は非常に
少なく、大変貴重な食材とされております。
キロあたり1万円以上で取引されることもある超高級魚「星鰈」。
ここ築地でも取り扱いの少ない品ですが、熟練の寿司職人が今年も厳選して仕入れることができました。
寿司ネタとして自信を持ってご提供できる逸品です。
(新館のみのお取り扱いとなります:1貫1,080円)
※お造りでのご提供もできますので、お問い合わせ下さい。
2015/5/21
【築地の旬の寿司ネタ:五月】はまぐり
2枚貝の中でも、生まれもった対のだけが合わさる形になっていることから”合う”という文字で表される"蛤"(はまぐり)
きっちり旨味が密閉されていたかのような、身からあふれる濃厚な旨味を感じてください。
【築地の旬の寿司ネタ:五月】はまぐり 一貫970円
(本店・新館でそれぞれでご提供。)